赤ちゃんでも使える医療用消毒水

超酸性電解水は、黄色ブドウ球菌などの病原菌や細菌に対して非常に強力な殺菌・除菌効果を持っています超酸性水は pH2.7以下 酸化還元電位+1000mv以上のものです。

その殺菌能力は血液など有機物によって減ってしまうので、殺菌を行う前に有機物を除去するように洗浄しておくことが重要です。有機物は超酸性の効果を失活させるという特性はむしろ安全ですので、従来の消毒液より人体への安全性も高く、環境への負荷が低い点が評価されています。また、薬剤のように残留することもないので、うがい薬や食中毒予防のためなどにも使われています。

超酸性水は、光と熱、空気に弱く、温度は上限40℃まではOKですが、下限は4℃です。それ以下では殺菌力が低くなります。遮光ボトルで常温にて保存し、別容器に移す際はボトルを振らないで静かに移して下さい。

外科や皮膚科でも、超酸性水には、皮膚損傷に対して治療作用、消毒殺菌作用があるので、損傷皮膚の治癒・解熱・鎮痛効果に使われています。しかも、副作用は全くないため、対症療法としても、もっとも好ましいものです。

歯科の分野でも、優れた殺菌能力と収斂性で広く使われております。洗口剤として利用した超酸性水は、水道水よりも著しく口臭の発生を抑制し、生理食塩水よりも歯肉ポケット内のプラークを殺菌しますので、歯周病の予防や治療に使われ、歯の根管の洗浄液としても応用されています。

基本的な使い方

超酸性水は薄めないで使用します。

傷口の消毒には、ガーゼとピンセットを用意し、ガーゼに水滴が垂れるほどにたっぷり、超酸性水を含ませ、洗うように塗布します。手首や足首から先などは、洗面器に超酸性水を移し、患部が浸るように漬けます。

また、軽傷の場合は、遮光のスプレーに入れて噴霧する使い方もあります。

その際は、空気による還元劣化を少なくするためできるだけ患部に近く,菌を洗い流すつもりでたっぷり噴霧してください。