敏感肌は生地選びも大切

 

敏感肌の方にとっては服1つ選ぶのも
「この生地は痒くならないかな?」
など、気を使いますよね。

今回はおすすめな生地とそれぞれの特徴をご紹介いたします。

 

アトピーさん敏感肌さんにおすすめな生地

 

アトピーさん、敏感肌さんにおすすめな生地の素材は以下の通りです。

・通気性、吸水性
汗を吸わないで時間がたつと、肌荒れしてしまう可能性があります。

・保湿性
生地がゴワゴワしにくいので肌と擦れても荒れにくいです。

・手触り
チクチクしているものは痒みに繋がります。

・静電気が起きにくい
乾燥肌さんは服との摩擦で、より静電気が起きやすくなっています。
静電気の刺激で痒みやチクチクを感じるといわれています。

 

 

それぞれの生地の特徴

おすすめな生地が分かったところで、

洋服に使われがちな生地の、それぞれの特徴と

メリット、デメリットをご紹介します。

 

 

コットン

チクチクしにくい形状をしているため、
敏感肌の方も使いやすく、更に通気性、吸水性、保温性も
あるためオールシーズン使いやすい生地になっています。

メリット
・通気性がよい
・吸水性がよい
・保温性がよい
・静電気が起きにくい

デメリット
・縮みやすい
・シワになりやすい
・毛羽立ちが出やすい

 

 

ナイロン(合成繊維)

主に石油を原料とした世界初の合成繊維のことです。
静電気も起こりやすいという特徴も持っているため
敏感肌の方は乾燥に繋がり、かゆみや肌状態の悪化
の可能性もあるので注意しましょう。

メリット
・摩擦に強い
・軽い
・耐久性がある
・お手入れが楽

デメリット
・吸湿性が低い
・熱に弱い
・静電気が起きやすい
・色褪せが起きやすい

 

 

ポリエステル(合成繊維)

ペットボトルと同じ、化学物質合成繊維として
ポリエステルが多く使われています。先ほどのナイロンと
同じく静電気を発生しやすく敏感肌の方は注意が必要。

メリット
・耐久性が高い
・速乾性に優れている
・シワになりにくい
・お手入れが楽
・お手頃価格で手にはいる

デメリット
・汚れ、においを吸着しやすい
・静電気を起こしやすい
・色落ちしやすい

 

 

シルク(絹)

動物繊維のひとつです。シルクの主成分は人の皮膚と同じ
「タンパク質」で肌にとてもやさしい生地と言えます。
またシルクには紫外線カット率が約90%あり紫外線対策
にも向いています。

メリット
・なめらかで肌触りがいい
・吸湿性・放湿性が高い
・紫外線カットしてくれる
・静電気が起きにくい
・色合いがとても綺麗

デメリット
・摩擦に弱く、デリケートな繊維
・お手入れに手間がかかる
・紫外線カット効果はあるが
弾くわけではなく吸収するため長時間の日光に当たると
変色する可能性がある

 

 

ウール(羊毛)

滑らかで光沢感がある「梳毛(そもう)糸」と、
粗く素材本来の風合いが楽しめる「紡毛(ぼうもう糸」があり
肌触りや扱い方も異なります。
ウールの繊維の太さによりチクチク生地も多いため
敏感肌の方は太い繊維のウール生地は避けましょう。

メリット
・温かく保温性が高い
・伸縮性が高い
・シワになりにくい
・汚れに強い

デメリット
・敏感肌にはチクチク、
 痒くなる
・伸びやすい
・虫食いにやられやすい
・毛玉ができやすい

 

さいごに

化学繊維はとても多種多様で、比較的安価だし、デザインも豊富!

「でも自分の肌に合わないから…」と感じる方はご自身のお肌に合った肌着を着ておくと
化学繊維が肌に直接触れる面積が少なくなり、おすすめですよ♪

繊維の太さ、編み方などでも、肌触りが変わってきます。

敏感肌の方はなるべく、肌触りが柔らかなものにして
お肌を優しく包んであげてくださいね。

 

他にもアトピーや敏感肌の方、お肌でお悩みがある方に向け、情報発信をしておりますので

是非チェックしてくださいね!

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参考・引用
感動染み抜き匠抜き 衣類の便利帳
育児グッズアトピー対応手袋のわんわんベビー お洋服選びのポイント