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湿度が下がればインフルエンザウイルスは大喜び


寒くなり暖房が欠かせない季節です。お部屋の暖房はどうしていますか?最近はエアコンなど電気系の暖房のみというご家庭が多くなってきました。

昔は多くの家庭がファンヒーターではない、石油ストーブを使っていました。石油ストーブは燃焼する時に水蒸気が発生するので、冬の室内は湿度が保たれ、しっとりと暖かく、鼻の奥が乾いたり、のどが痛くなったり、肌が乾燥して痒くなったりすることは少なかったのです。

おまけに、お湯を沸かしたり、煮物をしたりできましたので、その湯気も一役かっていました。

湿度60%を心がけて


インフルエンザウィルスは湿度が下がれば、活性化し、どんどん細胞分裂をくりかえし、蔓延しますが、湿度が50%では約3%の生存率しかないといわれています。湿度60%以上だと死滅(不活性化)しますので、屋外の対策は無理でも、室内の加湿がとても大切なのです。

身体のために湿度の管理は冬場こそ必要です。室内は湿度を60%以上に保つよう注意しましょう。