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2種類の日焼けと対処法


日焼けには2種類あります。紫外線にあたった直後には発症せず、2~6時間後皮が赤くなり痛みは6~48時間続く、サンバーン(sunburn)と、紫外線にあたって24~72時間の間、色素沈着が進行するサンタン(suntan)です。

サンバーンは紫外線UVBが表皮を透過して真皮まで達し、細胞組織が傷を受け、発熱や水泡、痛みが起きます。火傷のような酷い炎症で、医学的にはこれを日光皮膚炎といいます。

サンタンは紫外線UVAがメラノサイトに働きかけ、メラニン色素の生成を促します。UVAは発赤や炎症を伴う事はありませんが、真皮の深部まで到達しシワ、タルミの原因になります。

一般に、日焼けによるシミ、シワ、タルミはサンタンの状態ですが、サンタンは、紫外線にあたって24時間以内にケアすれば、メラニン色素の生成は妨げられ色素沈着の進行を防ぐことができます。

日に焼けたと思ったら早く家に帰って美白効果のある化粧水、美容液などでお手入れすれば、日焼けはなかったことになるのです。

色白の人は、浅黒い肌の人と比べると持っているメラニンの数が少なく、日焼けしやすいので気をつけましょうね。