梅雨は一年を通しても
肌トラブルが多くなる季節です。
なぜ梅雨に肌トラブルが
多くなるのでしょうか。
原因が分かれば対策できますよね。
それでは一緒に見ていきましょう!
原因①紫外線
梅雨の季節は雨や曇りが多いし、紫外線は
少ないんじゃない?と思いますよね。
確かに気象庁のデータでは7月、8月に
比べて紫外線の量が少ないという
観測結果があります。
しかし、雲の間から太陽が出ている場合には
雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも
多い紫外線が観測されることがあります。
紫外線は肌バリアを壊し肌荒れや、
敏感肌の症状の悪化、肌のごわつき
かゆみなど、様々な肌トラブルを
引き起こします。
ただでさえバリア機能が弱い
アトピー肌さんは
特に気をつけなければなりません。
対策
UVカットの上着や帽子、サングラス
デコルテはスカーフや日傘などで
紫外線対策をする。
熱がこもると汗や体温でかゆみが増すので
室内では上着やスカーフは脱いでおくと◎
原因②湿度
湿度が高いとアトピー肌の方は
肌の乾燥がなくなり、
症状が落ち着きそうですが、
夏場は皮膚に熱がこもって
熱感・赤味などの皮膚症状を
悪化させることもあります。
高温多湿では汗が出やすく乾きにくいため
汗でかゆくなってしまうことがあります。
アトピーを悪化させる黄色ブドウ球菌繁殖や
カビやダニの繁殖(カビは湿度65%以上
ダニは湿度70%以上で繁殖)
がしやすくなります。
カビやダニのフン・死骸を吸い込むことで、
アレルギー症状を引き起こすこともあるため、
アトピー性皮膚炎やぜんそく、鼻炎、
目のかゆみなどがある方は要注意です。
対策
・部屋の湿度は50%~60%にしておく。
・ウェットティッシュなどで、こまめに体を
拭き清潔にする
・寝具を定期的に洗い乾燥機にかける
その他にも
その他にも肌がベタつくと、
保湿をしなくなったり
ごしごし洗いすぎたりしてしまいます。
べたつきを感じていても、
お肌の内部はパサパサの乾燥状態になり、
かゆみが出ます。
いわゆる「インナードライ」ですね。
さっぱりタイプの保湿剤を使ったり、
ごしごし洗いすぎない様にしましょう。
夏に悪化するタイプのアトピー肌さんは、
ジュクジュクタイプのアトピーに
変化しやすいので注意が必要です。
①紫外線対策
②湿度、ダニカビ対策
③自分に合ったスキンケア
梅雨の季節はこの三つを意識して
過ごされてみてくださいね。
他にもアトピーや敏感肌の方、
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参考・引用
気象庁 オゾン・紫外線について DAIKIN「カビとダニによるアレルギー。その原因が空気中に漂っている!?」